まずはルール説明と概要から

ビリヤード初心者講座:基本ルールから上達のコツまで

ビリヤードは、その奥深さと戦略性から、世界中で愛されているゲームです。一見難しそうに見えますが、基本ルールを覚え、正しい練習方法を実践すれば、初心者でも十分に楽しむことができます。この記事では、ビリヤードの基本ルールからマナー、そして上達するための練習方法まで、初心者の方に向けてわかりやすく解説します。

目次

  1. 1. はじめに:ビリヤードの魅力
  2. 2. ビリヤードの基本ルール
  3. 3. ビリヤードのマナー
  4. 4. 初心者が上達するための練習方法
  5. 5. ビリヤード用品の選び方
  6. 6. ビリヤード場での過ごし方
  7. 7. まとめ:ビリヤードの楽しさを知ろう

1. はじめに:ビリヤードの魅力

ビリヤードは、単なるゲームとしてだけでなく、スポーツ趣味、そしてコミュニケーションツールとしても楽しむことができます。その歴史は古く、15世紀のヨーロッパにまで遡ると言われています。貴族の遊びとして発展し、時代とともに世界中に広まり、様々なルールやプレイスタイルが生まれました。

ビリヤードの歴史(イメージ)

ビリヤードの魅力は、その奥深さにあります。物理学の知識精密な技術、そして冷静な判断力が必要とされます。しかし、難しさだけでなく、成功した時の達成感もまた、ビリヤードの大きな魅力の一つです。

ビリヤードを始めるにあたっては、特別な準備は必要ありません。興味少しの勇気があれば、誰でも気軽に始めることができます。

2. ビリヤードの基本ルール

ビリヤードには様々なゲームの種類がありますが、ここでは最も一般的なエイトボールナインボールローテーションのルールについて解説します。

使用する道具の名称と役割

  • キュー: ボールを撞くための棒。素材や重さ、長さなど様々な種類があります。

  • ボール: 手玉(白いボール)と的玉(番号のついたボール)があります。
  • テーブル: フェルトで覆われた台。四隅と長辺の中央にポケットがあります。
  • チョーク: キューの先端(タップ)に塗る滑り止め。
  • ブリッジ: キューを支えるための道具。大体のお店ではテーブルの左右どちらかの下に置いてあることが多いです。
  • グローブ:キューの滑りを滑らかにします!(これだけは買ってもらいたいです)
    基本的にはキューには汚れを防止したり傷から守るためにニスが塗られています。
    これのせいで滑りが非常に悪くなっています、自分のキューならニスを落したり出来るんですがこのページを見ている方は初心者だと思いますので一番安くて快適にプレーできるグローブが一番いいと思います。価格は500円から5000円と幅広いですが
    安くても問題ないです。店舗によっては貸し出しもしてくれるので店員さんに聞いてみてください。
ビリヤードの道具

ゲームの種類とルール

  • エイトボール(初心者向け): 1から15までの的玉を、自分のグループ(1~7または9~15)に分け、先に自分のグループのボールを全てポケットし、最後に8番ボールをポケットした方が勝ち。基本的には帯のありなしで見分けた方がいいです。9番から15番まで帯がついています。15個が多いと思ったらルールはそのままで玉の数を減らして遊ぶのもお勧めです。
  • ナインボール(中級者向け): 1から9までの的玉を使用し、番号順に撞いていきます。9番ボールをポケットした方が勝ち。順番通りに落としていくので中々ゲームが進まないです。
    初心者のうちはどの玉から突いても良い、最後に9を落したら勝ち等にした方がスムーズにいきます。ルールは自分たちで決めてプレーするのは全然ありだと思います。
  • ローテーション(上級者向け): 1から15までの的玉を使用し、番号順に撞いていきます。ポケットしたボールの番号が得点となり、合計点数を競います。お互いに得点を書かなければならない、ファールがフリーで始められないなど色んな制限があります。まずプレーすることは無いでしょうが参考までに。

基本的なショットの種類

  • ストレートショット: 手玉を的玉に真っ直ぐ当てるショット。
  • ドローショット(引き球): 手玉を手前に引くショット玉の下側を突きます。
  • フォローショット(押し球): 手玉を前に押し出すショット玉の上側を突きます。
  •  手玉を撞く位置によって、手玉の回転をコントロールし、的玉を撞いた後の手玉の動きを変化させる技術。

3. ビリヤードのマナー

ビリヤードは、紳士淑女のスポーツとしても知られています。以下のマナーを守り、気持ちよくプレイしましょう。あくまでビリヤードは社会人の一般の方がされていることが多いです。
ビリヤードだからと羽目を外しすぎないようにしましょうね。

服装

特に決まりはありませんが、動きやすい服装がおすすめです。

プレイ中の注意点

  • 他人のプレイの邪魔をしない: プレイ中は静かに見守りましょう。上級者ほど椅子に座って待ってます。これはうまい人ほど1ターンのつく回数が多くなるので自然とそうなってます。
    一番大事なのはほとんどの場合隣のテーブルに干渉します。立って他のテーブルの方が突けない状況は良くないので、プレー中以外の人は座って見てましょうね。
  • テーブルを大切にする: テーブルに物を置いたり、強く寄りかかったりしないようにしましょう。ジュースとかテーブルに置いてプレーしたりはご法度です!最近はテーブルを貸しているだけのお店も多くすぐにテーブルが汚れているのを見かけます。なるべく汚さないようにしたいですね。
  • チョークの扱い: チョークは丁寧に塗り、周りを汚さないようにしましょう。

対戦相手への敬意

対戦相手のプレイを尊重し、フェアなプレイを心がけましょう。

4. 初心者が上達するための練習方法

ビリヤードは正しい練習方法を実践すれば必ず上達します。大事なのはキューを振る動きを一定にして同じように繰り返せる精度です。

正しい構え方(アドレス)

  • スタンス: 肩幅程度に足を開き、的玉に対して真っ直ぐ立つ。
  • グリップ: キューを軽く握る。
  • ブリッジ: キューを安定させるための支え。
  • エイミング: 的玉とポケットを結ぶラインを正確に捉える。

ストロークの基本

  • フォロースルー: キューを最後まで振り抜く。
  • ミスの原因と対策: ストロークが安定しない場合は、フォームを見直しましょう。練習方法としてはほとんどのテーブルの外枠に白い点がいっぱいついていると思います。その上に手とキューをおいて素振りするのがお勧めですね。

的球を狙う練習

  • 厚みの感覚を養う: 的玉に当てる厚さを意識して練習しましょう。
  • 狙った場所に正確に当てる: 的玉の中心を正確に捉えるように練習しましょう。

配置を見て考える練習 (これは慣れないと難しいです)

  • セーフティ: 相手に難しい配置を残すショット。
  • ネクスト: 次のショットを有利にするための配置を考える。

一人でできる練習方法

  • 手玉をコントロールする練習: 手玉のスピードや回転をコントロールする練習。先ほどの球を上下に打ち分ける事で色んな動きをさせられるので試しについてみましょう。
  • 狙った場所に正確に当てる練習: 的玉を狙った場所に正確に当てる練習。基本的にはスピードが速くなればなるほど正確に玉に当てるのが難しくなります。あたるけど思うとおりに行かない等は大体スピードが速いというのが原因です。

上達を加速させるコツ

  • 経験者からのアドバイス: 上手な人にアドバイスをもらいましょう。上手であればあるほど良いですが、ビリヤードで擬音を使って説明する方が非常に多い印象です。こんな風にーとかこんな感じでーとかですね。それだけビリヤードを物理で初心者に説明するのが難しいという話ですが、スポーツである以上理論が提唱されてもいいような気はします。お勧め度は低め。でもビリヤードにハマるきかっけは実はアドバイスだったりします。自分に出来ないことを目の前で見る事の感動は今でも多いです。
  • ビデオ学習: プロの試合や解説動画を参考にしましょう。ユーチューブがお勧めですが、正直初心者向けの解説は少ない印象です。海外のTOPプロがどんな構え方をしていて手と肩の位置
    頭の位置、足の広げ方などを鏡を見て真似するのが早いです。注意点として自分と同じくらいの身長の選手を見つける事をお勧めします。キューは基本の長さがほぼ統一されているので腕の長さや足の長さで構え方が変わります。

  • 練習仲間を見つける: 一緒に練習することでモチベーションを維持できます。因みに初めてあった人でも仲良くなれますよ!みんな教えたがりの方が多いですしね。

5. ビリヤード用品の選び方

ビリヤード用品は、自分のレベルやプレイスタイルに合わせて選びましょう。

キューの選び方

  • 重さ: 19~21オンスが一般的。500グラムから600グラムくらいですね。
  • 長さ: 58インチが一般的。150センチほどです。
  • 素材: メープル材が一般的。今はカーボンで作られている物が主流です。上級者ほどその傾向がありますが価格は跳ね上がります。プレー用に1本上下を購入したら10万から。
    メープルの量産品なら1万円程から購入できます。
  • タップ: 革製の先端部分。硬さによって打感が変わります。ここは取り換えが出来るので自分でやっても良いしビリヤード場の方にお願いして交換してくれる場合がありますね。

その他のアクセサリー

  • キューケース: キューを保護するためのケース。

6. ビリヤード場での過ごし方

ビリヤード場は、気軽にビリヤードを楽しめる場所です。

料金システム

時間制が一般的。

予約方法

電話またはインターネットで予約できる場合があります。最近はアプリでも予約できたりします。

店員さんとのコミュニケーション

ルールやマナーについてわからないことがあれば、気軽に質問しましょう。

7. まとめ:ビリヤードの楽しさを知ろう

ビリヤードは、年齢や性別に関係なく、誰でも楽しめるスポーツです。基本ルールを覚え、正しい練習方法を実践すれば、初心者でも十分に楽しむことができます。ぜひ、ビリヤードの世界に足を踏み入れて、その奥深さと楽しさを体験してみてください。

コメント

  1. こんにちは、これはコメントです。
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